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広がる可愛らしさ
NAKAMURA HANON
中村波音 B.D:2001/05/11

華奢だ。足などよく話題に上がるような気もするのだが細い。
そして肌も白く、笑顔は目じりが下がってくしゃっと本当に可愛らしく笑う。
目の前で接するとその可愛らしが、なんとも初々しく伝わってくる。
個人的に舞浜で行われたワンマンライブで3列目にいた女の子の可愛らしさに惹きつけられた。
こんな子がなんで3列目なんだろうなと思ったくらいだ。
そのときが「中村波音ちゃん」としてはっきり認識したときだったと思う。
ワンマンライブの会場はとても広かった。
またその上、私は後方の席で見ていた。
それでもなぜか伝わってきた可愛らしさだった。
華奢で可憐な女の子。
そんな印象だった。
ただでもやっぱり「仮面女子」を目指す女の子なのだ。
「最強」「舞闘派」を名乗るアイドルを目指している子なのだ。
『本当は、普段の候補生WESTの時も前にたちたかった
舞浜アンフィシアターさんの時も
落ちサビを歌いたかった
すごく悔しいです』
『舞浜アンフィシアターさんの時は3列目でした
本当に本当に悔しかった。』
そう言い切った。
三重県から週末大阪まで通ったり
選ばれなくて時には涙を流したり
痛みで身体が思うように動かせなくて悔しいこともあった。
そんな想いを昇華してエネルギーに変えてきた女の子だった。
考えてみれば、華奢で可憐なだけで、その魅力が広い会場で後方の席まで届くわけがないのだ。
気づけば、今やラップまで担当している。大きな声で煽りまでやってのける。
笑顔は最初に感じた可憐さやかわいらしさを保ったままで。
「波の音」はいつも優しく穏やかなだけじゃない。
時には大きくうねりをもって、全てをのみ込む強さで大きく響くこともあるのだ。
彼女がこれからどんな広がり方をしていくのか楽しみである。
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